Case Study

導入事例

医療法人社団 桜恵会

「5年後の思い描く未来の実現」という未来志向のスタンスに共感し、ビーワンクリニックへ

医療法人社団 桜恵会
理事長 上原 恵理 先生
    これまでに積み上げた確かな技術と実績で、数多くの患者様から信頼を得ている上原先生。
    「あなたにとって唯一無二の運命のクリニック」を理念としたTHE ONE.において最先端の美容医療を提供するかたわら、医師として正しいホームケアと美容医療の情報をSNSで発信。情報の正確性と、歯に衣着せぬユニークな文面で一躍人気アカウントへ。
    正しい美容知識の普及のため、メディア、執筆、商品開発など幅広い分野に活動の場を広げている。

導入前の課題

BOC:
本日はよろしくお願いします。 上原先生にはTHE ONE.開業前の段階でご契約をいただきました。その時に何か課題や問題点を抱えていらっしゃったと思いますが、お聞きしてもよいでしょうか?

上原先生:
はい。THEONE.の開業に向けて進める中で、開業にかかる総投資金額が、見える化できていませんでした。同時に投資に対する資金調達の金額が適正なのか、そこも不透明でした。

BOC:
今自分たちが健全な状態なのかが、分からない状況だったということですね。

上原先生:
はいそうです。そういう状況でしたので、開業後の投資回収計画も見えていませんでした。まずは、期待する投資回収期間を達成するためにどの程度の売上が必要なのかを、明確にしたい状況でした。 当院は、患者様にとって、最善の環境を提供するクリニックであるために、より大きな投資を行う必要があります。今後もこの考えは継続していきますので、お金まわりの相談が出来て、意思決定の助けになるパートナーを模索していました。 また、開業までのアクションプランが明確ではなかったことも不安でした。

BOC:
確かに初めてお会いしたときに、そうおっしゃっていましたね。 弊社についてはどこでお知りになりましたか?

上原先生:
当院の事務長からの紹介です。御社の税理士さんに前々職で色々お世話になったようです。今回もお金まわりや申請関係の担当をした事務長が一番困っていたと思います。

BOC:
確かにそういう状態でしたね。

上原先生:
数字の見える化も大切ですし、それと同じくらい大切なのが、コミュニケーションです。開業時は、より重要性が高まると感じました。開業までのアクションも徐々に曖昧になっていったため、そこも困っていました。

導入した目的

BOC:
様々な問題があった中で、最も改善したかった点はどこでしたか?どういった目的でご契約いただいたのでしょうか?

上原先生:
とにかく、お金まわりの部分ですね。自分たちが健全な状態で開業に進んでいるのか、開業後に投資の回収がどのように進んで聞くのかを知りたかったです。また開業後の数字は、我々にもしっかり数字を共有してもらい、毎月の面談で問題点を把握しながら、一緒に改善策を練っていきたいと強く思い、他の選択肢を探していた時に事務長から話がありました。

BOC:
そこで初回のご面談をさせていただいたのですよね。 面談時の所感としては、開業までのアクションプランが明確になっておらず、資金計画も投資計画に対する資金調達のバランスがとれていませんでした。本来は投資判断を行う際に得たい財務情報でしたね。  また、上原先生は、クリニックの未来を見据えていらっしゃったので、その部分を数値化して、意思決定の材料を提供することが優先だと感じました。 ちなみに今回のご契約にあたり他に競合はありましたでしょうか?

上原先生:
いくつか選択肢はありましたが、競合はありませんでした。

導入の決め手

BOC:
サービスを導入していただいた決め手をおうかがいしたいのですが、どういった点に魅力を感じていただいたのでしょうか?

上原先生:
まずはサービス内容が明確であり、その内容についての書類や数字をしっかりと提示していただけたことです。 投資判断や開業後の予算のマネジメント、中期経営計画と、その目線が未来志向であったことも大きかったです。 また、提供を受けるサービスの内容に対して毎月顧問料がリーズナブルであったことも理由です。 これらの理由から、ビーワンクリニックさんには安心してお願いすることができました。

想い描く未来

BOC:
先生の中での今後のヴィジョン、想い描く未来を教えてください。

上原先生:
まずはTHE ONE.を成長させていくこと。私自身の事業の構想を形にしていくことを大切に考えています。 我々医師は伝統的に数字やマーケティングには疎く、各分野のコンサルタントに丸投げする方も多数いらっしゃると思います。 しかし私は例え少し無駄があったとしても、自分の頭で考え、自分が良いと思うことを選んで意思決定をしていきたい、積極的に参加していきたいと考えています。 業界の標準的なやり方とは全く違うと思うのですが、全てお任せするということではなく、我々が良いと思うことを一緒に考えて進めていきたいというのが常にあるヴィジョンです。

BOC:
そのヴィジョンを実現していくために、弊社に期待することや一緒にやっていきたいこと、手助けして欲しい点はありますか?

上原先生:
しっかりと数字を出してくださる点が非常にありがたいと思っています。 市場の動向や他社事例に基づき、タイムリーに数字の推移を見ながらP/L,B/S,キャッシュ・フロー等の予算推移を修正して提案をしてくださることがすごくありがたいです。 情報の共有に加え、そういったことは非常に大切だと思っておりますので、その部分に期待しています。 任せていただければ大丈夫。」ではなく、一緒に考えて、意思決定を行うことで、先に見えるリスクにもいち早く気付くことができると考えていますので、よろしくお願いします。 リスクは早めに認識して対策するのが鉄則だと思います。

BOC:
確かに投資計画と資金調達のバランスを見たときは、もう少し余裕を持ったほうが効果的だと感じました。

上原先生:
はい。自分自身も、このまま課題を抱えて開業することに対して危惧していたので、早めに契約することにしました。 おかげさまで必要な追加融資を受け、余裕を持って開業を迎えることができました。開業以降は少しでも安全性を持って投資回収を進めるために、数字を見ながら日々精一杯取り組みをしています。

BOC:
そのご姿勢が、開業以降の経営状況に成果として現れていますね。我々も社外CFOとして、また顧問税理士として、しっかりと上原先生のサポートさせていただきたいと思います。 本日はありがとうございました。

クリニック THE ONE.
院長 上原 恵理
設立 2021年3月
所在地 東京都港区虎ノ門4-3-10虎ノ門きよしビル3階
診療科容 美容医療
ホームページ https://theoneclinic.jp/